合掌
今年の夏は、異常気象の為、百年に一度来るか来ないかの高温多湿の夏でした。皆さん、お身体は大丈夫でしょうか。流石の私も二度ばかり目眩を起こしてしまった、暑さ厳しい四国地方でした。<禍福は糾える縄の如し>・・・苦は続かず又、楽も続かずの云われの如く、やっと訪れた恵と喜び多いこの秋に、手を合わさずには居られない今日この頃で御座いますが、今思えば厳しい夏から得た物も決して「無」ではなかったように感じます。
常に、心身一如の鍛磨によって築き上げて来た御年64才の鉄の体は、何一つ病気を患うこともありませんでした。これもひとえに、ダーマーの加護と思う次第です。
さて、ここ最近当会NPO法人日本青少年更生社に、現今の社会の弱者より相談の声が寄せられました。それは、この平和な日本の今最も大切な宝物の、青少年達の親御さんからの相談です。一言で非行少年と言う言葉で片付けられない現状があることに深く、考えさせられました。
窃盗、暴力、様々な問題が存在する中で、問題には原因があることに私たち大人は目を向けなければなりません。これは、今の日本が生んだ最悪の事態なのです。
ここで、お役に立てるのが私たちの団体です。中学校在学中のお子さんであれば当会の寮に入寮させ、地元の中学校に登校さす事も可能です。現在、高校生の場合であるならば編入という形で継続的に高校に通わす事も出来ます。手に職を持ちたい、持たせたいという考えに対しては希望する職種に適応する資格を取得させる指導を実施致します。
何より「己こそ己の寄るべ、己おきて誰に寄るべぞ」という金剛禅総本山少林寺の教典の中の聖句があります。この聖句の通り、自立更生は自分自身、己にしか実現できません。その道案内するのが私の勤めと思っております。
いつでもどんなことでも御相談ください。日本の宝、若い翼の添え木に全力でなりますので。
では、皆様の多幸を日々心より祈念申し上げております。
合掌
理事長 西山 俊一より
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