一意専心

合掌

 

 桜の便りも届く今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。

私達、NPO法人日本青少年更生社全会員が日々取り組む武道修行に触れ、今回は修行風景の画像をご紹介すると共に少々ご説明させて頂きます。

 私達が目標とする到達点は他人に対し強くなる事や帯の色、即ち昇段して行く事では一切ありません。

武とは元来、争いを求め相手を倒し、自己の名誉や自身の幸福を追求するものではない。人と人の争いを止め共和の求道である。己に克つ事が一番の目的であり、苦しい事に耐え、我慢継続する事を道とする。これこそ武道であると、常々、当会代表理事西山先生に指導訓示を受けております。

「限界のその先には、必ずまだ知らない自分が待っている」

この言葉を信じて全会員は自分自身に対し、挑みながら「もう駄目だ」と感じる一歩先を目指し励んでおります。

 当会の武道修行を続けて来て今思う事は、先ず、仕事にしても、日常生活にしても途中で投げ出す事が全くなくなった事と、人生の障害が大きければ大きい程、逆に挑戦意欲が高まる事。そして何より、病気を全然しなくなった事です。

 当会代表理事は、私達の前では、技のかけ方を見せては下さらないのですが、今回は特別指導という事で、64歳とは思えぬ素早い技を見させて頂きました。攻撃を防御とする空手とは異なり、攻撃をせず攻撃を制す事を基本とするのが、私達の武道です。

 この画像の中の黒帯有段者は稽古を欠かさず、又、日常に於いても自主的にトレーニングを重ねて来た修行者です。勿論、日々の筋トレなどは当然の習慣です。

 この中の、観音寺支局の岡田氏などは、学生時代に陸上で鍛えたバネと肉体がこの飛び蹴りにもよく現れてますが、今後も自分に厳しくあるなら、名を上げる武道家になるのではと、当会代表理事も期待されている程です。白帯の修行者も、まだ始めたばかりではありますが、始める以前と比べても、精神面での成長はすでに見受けられます。

 仕事をし、武道に励み、確かに心身に要求されるものは大きいのですが、心も体も苦しみを得て強くなって行くものですので、全員で一つの事に取り組み、支え合って辛抱を重ねております。心は身に、身は心に伝わって行きます。これが、日常の生活に大きく関係して来る重要な注目点なのです。

 苦しい事を苦しいと言わないのが強さかも知れませんが、苦しい事を素直に苦しいと言葉に出す事は私は一つの勇気であると思うのです。

人は自分の弱さを人に見せる事で強くなって行く方法に出逢えるものだと信じてます。強い自分、弱い自分、色んな自分と出逢えるのが、武道の様に感じます。武道は自分を探す為には、一番適しているものではないでしょうか。

 私達NPO法人日本青少年更生社一同は、門を広く開け、共に修行をして行こうとする一人一人と真剣に向き合い迎えたいと考えてますので、いつでもご連絡下さい。そして、お越し下さい!待っております。

では、皆様一人でも多くの賛同を頂きまして、これから立ち上がろうとする犯罪更生者に、お心をお寄せ頂けます事を深くお願い申し上げまして、今月のブログを終わらせて頂きます。

 花冷えと言う言葉もございますので、どうかくれぐれも健康には、ご留意なさって下さい。

合掌

 

NPO法人日本青少年更生社

お問い合わせ

TEL&FAX: 0877-63-4300

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担当:理事長 西山俊一 

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