拝啓、春風さそう心地よい今日この頃では御座いますが、貴方様におかれましては、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
日々、矯正施設において大変なご苦労をされていらっしゃる事と存じます。
そこでの辛さを、私たちは知ることが出来ませんが目線を同じくして、貴方と共に艱難辛苦を共感して行きたいと思って、今、この便りをしたためています。
私たちは、罪を犯してしまった人が、心から立ち直ろうとするその意志と決意に寄り添い、その過程に必要となる支援を行う団体です。
しかし、犯してしまった罪を真剣に反省している事が、更生するにあたり最も大切な条件となりますので、私たちの支援活動は、貴方の心次第であると先に申しておきます。
私たちの団体の名称は、「NPO法人日本青少年更生社」と申します。
更生とは、「甦る」の字の形からもうかがい知る事が出来る通り、元の姿や形に還る事を指して言います。
人には個々本来の美しさや強さ優しさ清らかさが備わっており、一人ひとりに心の宝を持って居るものです。
もちろん必ず貴方にも、その宝は存在します。
忘れているだけという事もあり、案外人は自分の素晴らしさを知らないものです。
その部分に回帰しようとする事こそ、自立に向けた更生努力の実践なのです。
今の貴方が本当の貴方を取り戻す為に何を決断し、どう実践行動をするかが明る
い未来の入口に自らを立たせる事になると思われます。
大切なものを取り戻す事を「更生」と言えば、より分かり易いかもしれませんね。ですから、この度の事を節目になさって好機と捉え貴方が貴方らしく、今後の人生を送れるように本気で自分探しをなさられていると思っております。
今の貴方から一歩踏み出しましょう。
竹は節が多いほど強いと申します、人の人生もそうであるはずです。
また、節からこそ、節目からこそ木も人も芽が出るように神は創造しています。
もし、私たちNPO法人日本青少年更生社の会員で貴方の、心からの更生の誓いの決意に寄り添えたら嬉しく存じます。それが私たちの活力につながります。
決して貴方は一人ではない事をいつも、同行二人忘れないでいてくださいね。
余談では御座いますが、私たちNPO法人日本青少年更生社会員は当代表理事と健全な心身の育成の為に少林寺拳法を学んでおります。
心と体を鍛える事こそ、本来の人のあるべき根本であるように思います。
心と汗を一緒に流してみませんか?
それでは季節柄、ご自愛なさって下さい。
敬具
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道産子男一匹 (木曜日, 02 4月 2015 17:45)
今にみてれよ!負けてたまるかです。死ぬまで。